サプライズのはずがサプライズになってない失敗例

サプライズのはずがサプライズになってない失敗例

サプライズには失敗がつきものだ!とまでは言わないが、せっかく用意したサプライズでも失敗してしまうことは稀にある。もちろん私だって失敗したことはある。これからサプライズを考えている方の役に立つかはわからないが、ここでは私が知っているサプライズ失敗談について少しだけ紹介していきたいと思う。

サプライズの失敗例 ケースその1

ホールケーキ

サプライズができるお店を予約して、友達の誕生日パーティーを開くことになった。その友達には「いつのも飲み会」だと伝えている。誕生日のサプライズであることは内緒だ。

いつも通り楽しい雰囲気で飲み会は進んでいく。多少怪しい奴はいるが、みんなそれなりに演技できている。大丈夫だ。サプライズを用意していることはバレてはいない。お店との打ち合わせでは、そろそろサプライズとして用意したホールケーキを出してもらえる時間だ。

しかしホールケーキが出てこない。待てども待てども出てこない。さすがに仲間内の何人かはイライラしはじめる。しびれを切らした一人がホールにいる店員に、どうなってるのか尋ねに行った。

「打ち合わせをしておいたホールケーキが出てこないんだけど、一体どうなってんの?」少しキレ気味に尋ねると、店員はさらっとこう言った。

「あ、すみません。忘れてました(笑)」

文句を言うと、店員は逆ギレ気味に「はいはい、すぐに持っていきますよ」と返した。ズカズカと足音を立て、愛想のない表情の店員からホールケーキが運ばれてくる。「ゴトン!」という音と共に乱暴に置かれるサプライズ用のホールケーキ。

言うまでもなく、その場はシラケタ。お店を選んで予約した女子は私が悪いと泣き出した。誕生日を迎えた友達は「全然気にしてないし、めっちゃ嬉しかったよ!」と笑顔で慰めてくれたが、全体的に雰囲気は重かった。

サプライズは失敗したが、友達の優しさを身に染みて感じた一日だった。

ケースその1のまとめ

サプライズができるお店を自ら謳っておいてこの仕打ちは正直ヒドイ。店員も悪いが、店員の教育ができていないお店自体に問題がある。こんなお店は殆ど存在しないと思うが、実際にこういった事例があるのも事実。少しでも不安があるのなら、前もってお店で一度リハーサルしておくのがよいのかもしれない。

サプライズの失敗例 ケースその2

手品

仲間が集まって、自分のために誕生日会を開いてくれた。「誕生日おめでとう!」とみんなに祝福され、その気持ちが嬉しくてついつい笑みがこぼれた。

誕生日会も中盤になり、一人の友人が手品をやるから見てくれと言い出した。「ずいぶん練習したんだぞ」と、はにかんでいる。

そして手品は始まった。どんな手品なのか期待を膨らませて凝視する。しかし手品を見て私は愕然とした。

ヤバイ、その手品知ってる。というか自分にも簡単にできる。

もちろん、せっかく練習してくれた手品に対してそんなこと言うことはできない。そうだ、私は驚く演技をしなければならないのだ。

「すっ、スゲーじゃん!一体どうなってんだよこれ!」

友人は満足そうにドヤ顔を決め「じゃあ、もう一度見せてやるよ」と言い放った。そしてその後、同じ手品が5回も繰り返されるハメとなる。まあ何というか、周りのみんなも手品に対してどうでもよくなってたし、正直言って疲れた。

ケースその2のまとめ

そもそも手品というサプライズ自体に「友達の誕生日にお前が目立ってどうする」とツッコミたくなるのは私だけだろうか。手品が好きな友達へのサプライズであれば良いかもしれないが、注目を集めたいだけの自己満足なのであれば、きっと何のサプライズにもならないと思う。

サプライズの失敗例 ケースその3

ドア

大学のサークル友達の誕生日。その友人を驚かせるために僕らは綿密に計画を練っていた。計画通りサークルの仲間でその友人の家に遊びに行く。

友人の家に着くと「みんな集まってどうしたんだ?」と聞かれたが、「この前の合宿の打ち上げをするぞ」といって何とかごまかした。誕生日を祝うことだけは絶対にバレてはいけない。

そしてその友人と付き添い役一人に、食料・飲物の買い出しに行ってもらう。渋々だったが何とか友人を部屋から追い出すことに成功した。ここまでは計画通りだ。

友人が部屋を出ると、僕らはこっそり準備しておいたモノを取り出して部屋の飾り付けを始めた。もちろんやり過ぎない程度にちゃんと考えて飾り付けをした。一緒に買い出しに行った付き添い役には、メールで状況を伝え時間稼ぎをしてもらった。飾り付けが終わり、みんなにパーティークラッカーを手渡した。後は友人の帰りを待つだけだ。

ドキドキしながら友人の帰りを待つ。マンションの階段を上がってくる音がする。玄関の扉が開けられる。ついにサプライズの時だ。「誕生日オメデトー!」みんなで一斉にクラッカーを鳴らす。友人は驚いて尻餅をつく。やった!サプライズは成功だ。

いや、ちょっと待て。何かがおかしい…。目を凝らして友人を見る。そこで尻餅をついているのはどう見ても僕らが知っている友人ではない。どう見ても知らないおじさんだ。知らないおじさんが「おぉ…」と声を出して立ち上がり、僕らはキョトンとした表情でその様子を見つめる。

その知らないおじさんは、息子の様子を見に来た友人の父親だった。

父親は「これからも息子を頼む」といって去っていった。その後すぐに友人が帰ってきたが、クラッカーは全て使い果たしていたし、気持ちが動揺していたので特に何もできなかった。無残に散らかったクラッカーが何とも言えず虚しかったことを今でも憶えている。

ケースその3のまとめ

人違いは誰にでもあるけど、まさか父親が入ってくるとは思わない。一番驚いたのはその友人の父親だろう。これはこれでサプライズと言えないこともない。こういった体験は、その友人との思い出としてサークル仲間共通の笑い話にでもなれば、それはそれで楽しくて良いのかもしれない。

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